穂乃果「今月のお小遣い厳しいなぁ…」ことり「それなら良い方法があるよっ♪」

穂乃果「本当に！？教えて教えて！」ことり「え～っ、どうしようかな～？」

穂乃果「お願い、ことりちゃん！」ｺﾞｿｺﾞｿ

穂乃果「お昼のランチパックあげるから！」

ことり「えへへ～、その言葉を待ってましたっ！」ｽｯ

穂乃果「うん？何これ？」

ことり「穂乃果ちゃん、『わらしべ長者』って知ってる？」

穂乃果「知ってるけど……まさか」

ことり「ファイトだよっ！」ｸﾞｯ

穂乃果「え、ええ～」

ことりのくれたもの>>3

亜里沙「穂乃果さん！暗い顔をしてどうしたんですか？」穂乃果「あ、亜里沙ちゃん…こんにちは…」

亜里沙「はいこんにちは！って…それは！」

真姫ちゃんフィギュア「」

穂乃果「うん？これがどうかしたの？」

亜里沙「どうかしたのも何も、これをどこで…？」

穂乃果「え、本人から貰ったんだけど…」

亜里沙「これ、凄く出来が良いって評判で！オークションでも万単位で落札されちゃうような代物なんですよ！」

穂乃果「そ、そうなんだ…」

亜里沙「あの！もし…もしよかったら譲ってください！」

穂乃果「あ、うん、構わないけど…」

穂乃果「…わらしべ長者って知ってる？」

亜里沙「…これに見合うとは思いませんが…」

穂乃果「ううん！気持ちでいいんだよ！穂乃果こそ何かごめんね！」

亜里沙がくれたもの>>34

穂乃果「」ｶﾞﾀｶﾞﾀ穂乃果「ど、どどどどうしよう…ランチパックが…拳銃になっちゃった…」

穂乃果「こ、これでお金儲けしろってことなの？銀行行けってことなの？」

穂乃果「あ、あれは…」

>>45「～♪」

穂乃果「おーい！>>45ちゃーん！」ﾁｬｷ

>>45「！！？！？」

海未「ほ、ほほ穂乃果！？」穂乃果「えへへー、手を上げろー！」

海未「お、おおお落ち着きなさい銃を下ろしなさい！！」ｱﾀﾌﾀ

穂乃果「やだなぁ海未ちゃん、玩具に決まってるでしょ？」ﾀｧﾝ

ぱりぃぃぃん

ほのうみ「…」

穂乃果「海未ちゃん…わらしべ長者って知ってる…？」ｽｯ

トカレフ「」

海未がくれたもの>>54

穂乃果「…」穂乃果「これ欲しい人いるのかな？」

穂乃果「いたとしてどんな状況なのかな？」

穂乃果「あっ>>61ちゃん」

穂乃果「おーいぅ絵里ちゃーん」絵里「あっ穂乃果！ちょうど良かったわ！」

穂乃果「何かしたの？」

絵里「今円陣バレーしてたんだけど木に引っかかっちゃって…」

穂乃果「そうなんだ、それならこれで撃ち落とせば良いと思うよ！」

絵里「や、やってみるわ」ｸﾞｸﾞｸﾞ

スパァン！！

ぽとっ

絵里「ハラショー！」

穂乃果「わぁ！凄い凄い！さっすが絵里ちゃん！」

絵里「ふふっ、なんだか照れるわね」

穂乃果「凄いかっこよかったよ！その弓はあげるね！」

絵里「いいの？ならお礼にこれをあげるわ」

絵里がくれたもの>>65

穂乃果「なんか…初めてまともなの貰った気がする…」ｸﾞｩｩｩ穂乃果「///」

穂乃果「もう…ゴールしてもいいよね？」

>>72「穂乃果(ちゃん)！」

にこ「穂乃果！」にこ「本当に悪いんだけどお昼分けてくれない？」

穂乃果「お弁当忘れたの？」

にこ「今朝少し寝坊しちゃってチビ達の朝ご飯作るのでいっぱいいっぱいだったのよ…」

穂乃果「購買は？」

にこ「今月はチビ達の遠足があるから無駄遣い出来ないのよ」

にこ「虫の良い話だけどお願い！お金なら後で払うから！」

穂乃果「お金はいらないよ」ｽｯ

にこ「穂乃果…！」

にこ「…せめてこれを受け取って…！」

にこがくれたもの>>76

穂乃果「おおお…なんか物々交換らしくなってきた！」穂乃果「それにしてもこのぬいぐるみかわいいなぁ♪」ﾓﾌﾓﾌ

穂乃果「あ、>>81ちゃん！」

花陽「穂乃果ちゃん、わらしべ長者にはなれそう？」穂乃果「花陽ちゃん、何で知ってるの？」

花陽「ことりちゃんに協力してあげてってお願いされちゃったんです♪」

穂乃果「そうなんだ、わざわざありがとね花陽ちゃん♪」

花陽「いえいえ、困った時はお互い様ですっ」

花陽「…って、穂乃果ちゃんが今持ってるハイパー寝そべりぬいぐるみ矢澤にこはちょうど私が欲しかったものなんだぁ♪」

穂乃果「えっ！そうなの？やったね！」

花陽「えへへ、これはしっかりお礼しなくっちゃ♪」

花陽がくれたもの>>84

穂乃果「こ、これって…貰っちゃっていいのかな？」穂乃果「確かこれすーーっごいレアなやつなんだよね？」

穂乃果「花陽ちゃんの宝物のはずじゃ…」

穂乃果「…それをくれたってことは本気の本気で穂乃果を応援してくれてるってことだよね！」

穂乃果「よーし！わらしべ長者目指して…」

穂乃果「ファイトだよ！」

次の標的>>93

穂乃果「ゆ～きほっ♪」ｷﾞｭｯ雪穂「わひゃっ！？お、お姉ちゃん！！？///」

穂乃果「ねぇユッキー、わらしべ長者って知ってる？」

雪穂「えー？そりゃ知ってるけど…」

穂乃果「なら話は早いね！この伝伝伝と何かを交換してください！」

雪穂「あー、そういう…」

雪穂「仕方ないなぁ、交換してあげる」

穂乃果「本当！？ユッキー大好き！」ﾓｷﾞｭｰｯ

雪穂「な、か、勘違いしないでね！亜里沙が観たがってたから交換してあげるだけだから！亜里沙のためだから！///」

雪穂がくれたもの>>98

一応μ’s回りきったら終わろうと思ってる

穂乃果「ゆ、雪穂に貰った分厚い本…『愛する人を蘇らせる魔法』って書いてある…」穂乃果「な、なんでこんな物を雪穂が…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

穂乃果「ほ、穂乃果はただお小遣いにたどり着きたいだけなのに… 」

次の標的>>108

ツバサ「穂乃果さん？何だか怯えてるようだけど…どうしたの？」穂乃果「つ、ツバサさん！実は…」

ツバサ「ふむ…わらしべ長者を目指して物々交換をしていたら妹に怪しい魔導書を渡された、と？」

穂乃果「そうなんです…ちょっぴり怖くって…私…雪穂のお姉ちゃんなのに…」

ツバサ「…魔導書そのものへの恐怖もだけれども、妹さんを怖れてしまっていることへの罪悪感で押し潰されそうって感じね」

穂乃果「…」ｺｸﾝ

ツバサ「中身、全部見た？」

穂乃果「…」ﾌﾙﾌﾙ

ツバサ「そう、貸してみて？」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

ツバサ「ふむ…」

魔導書の中身
1.雪穂の黒魔術(笑)
2.本物の黒魔術

>>111

ツバサ「(これは…いかにも、って感じね)」ｺﾞｸｯツバサ「対価は…自分の命…ん、これは雪穂ちゃんの落書き？『お姉ちゃんは私が守る』…」

穂乃果「あ、あの…」

ツバサ「これは…私が処分しておくわ」

穂乃果「で、でも…」

ツバサ「帰ったら妹さんを思いっ切り抱きしめてあげて？」

穂乃果「え？」

ツバサ「あなたは、愛されてるのね」ﾆｺｯ

穂乃果「？？」

ツバサ「さっ、これは私が貰うってことにして…っと」

ツバサ「はいこれ、わらしべ長者、頑張ってね♪」

ツバサがくれたもの>>117

穂乃果「おぉ…さすがAｰRISEのリーダー、こんな高そうなお肉をくれるなんて…」ｸﾞｩｩｩ穂乃果「お腹空いた…」

次の標的>>122

凛「おーい！穂乃果ちゃーん！」穂乃果「凛ちゃん！どうしてここに？」

凛「かよちんに穂乃果ちゃんを手伝ってあげてって頼まれたんだ！」

穂乃果「そっか！さっすが花陽ちゃんだなぁ♪」

凛「うんうん！にこちゃんのぬいぐるみ抱きしめてるかよちんも可愛かったよ！」

穂乃果「じゃあ早速例のブツを…」

凛「お、お肉！しかも高そうなの！」

凛「本当にいいの！？絶対これ美味しいよ！」

穂乃果「いいよいいよっ！こんな高そうなお肉を渡してしまえる寛大な心こそわらしべ長者に必要な条件なんだから！」

凛「穂乃果ちゃん太っ腹だにゃ～☆」

凛「じゃあ凛はこれをあげるね！」

凛のくれたもの>>127

穂乃果「い、要らなくなった冷蔵庫って…穂乃果は廃品回収してんじゃないんだよ！」穂乃果「まったく…」ﾊﾟｶｯ

穂乃果「あれ、これって…」

塩漬けにしたカブで、やはり塩 漬けにしたブリの薄切りを挟み込み、細 く切った人参や昆布などとともに、米 麹（糀）で漬け込んで醗酵させたもの「むぉ～ん」

穂乃果「うわっ臭っ、腐ってるよこれ、ゴミだよゴミ…」

穂乃果「はぁ…」

次の標的>>140

穂乃果「はぁ～」にこママ「あら？あなたはにこと一緒にアイドルしてる…」

穂乃果「あっ！にこちゃんのお母さん！どうもお世話様です！」ﾍﾟｺﾘ

にこママ「あらあらご丁寧に♪」

穂乃果「そうだ！にこちゃんのお母さん、冷蔵庫貰っていただけませんか？」

にこママ「えっ冷蔵庫？」

穂乃果「はい」

にこママ「ちょうど良かったわ！家の冷蔵庫壊れちゃってて、新しい冷蔵庫が来るまでの繋ぎが欲しかったのよ！」

穂乃果「ほんとですか！良かった良かった！いやー奇遇だなぁ」

にこママ「あ、ただというのも悪いから…」

にこママがくれたもの>>147

穂乃果「チーズケーキ！嬉しい、嬉しいけどっ…」ｸﾞｩｩｩ穂乃果「ぅ…お腹空いた…もうゴールしてもいいかな…」

穂乃果「あれ？もしかしてμ’sあと一人じゃない？」

穂乃果「ことりちゃん→真姫ちゃん→亜里沙ちゃん→海未ちゃん→絵里ちゃん→にこちゃん→花陽ちゃん→雪穂→ツバサさん→凛ちゃん→にこちゃんのお母さん…」

穂乃果「あと一人だ！」

穂乃果「よし！家は知ってるし、行こう！」

最後？の標的>>156

ぴんぽーん希「はーい」ｶﾞﾁｬ

穂乃果「来ちゃった☆」

ぱたん

ぴんぽーん

希「遂に来たんやね…」

穂乃果「あ、希ちゃんも聞いてた？わらしべ長者の話」

希「大体知ってるよ、さっき冷蔵庫貰ってなかった？」

穂乃果「わ、凄い凄い！そーなんだよー、凛ちゃんったら穂乃果を廃品回収か何かだと思っちゃってもう！」

希「冷蔵庫はいらんよ…？」

穂乃果「大丈夫だよ、はいこれ」

希「ん、チーズケーキ？」

穂乃果「にこちゃんのお母さんに貰ったんだ！これ、あげるね！」

希「そっか、よかったぁ」

希「ありがとね、穂乃果ちゃん」

希「そういえばうちでラストなんでしょ？」

希「じゃあ最後にこれを…」

穂乃果「えっ…これって…！」

希がくれたもの>>163

穂乃果「水晶玉…？」希「そ、うちのスピリチュアルパワーがたーっぷり注入されてるんよ♪」

穂乃果「ほぇー」

希「ふふ、スピリチュアルパワーを注いだのはうちだけじゃないのかも知れないけどね」

穂乃果「え？」

希「今日穂乃果ちゃんは色んな人の所に行って色んな人の厚意を受け取って色んな人の厚意を渡してきたんやろ？」

穂乃果「うん、そうだね…」

希「それならこの水晶はウチだけじゃなくて協力してくれたみんなの想いの結晶なのかも」

穂乃果「みんなが繋いでくれた…」

希「そ、色んな出会いの中で、来るべくして穂乃果ちゃんの手の中に来たんやね」

希「なんだかとってもスピリチュアルやね」

穂乃果「うん、本当にみんなの想いが詰まってるみたい…」

穂乃果「希ちゃん、ありがとう！穂乃果、絶対にこれ、大切にするね！」

穂乃果「みんなが繋いでくれた絆の水晶…えへへ♪」

希「お礼はみんなに言ってあげてね！」ﾌﾘﾌﾘ

穂乃果「うん！みんなありがとう！」ﾌﾘﾌﾘ

ｰ後日ｰことり「それで結果はどうだったの？」ﾜｸﾜｸ

穂乃果「うん！みんなとの掛け替えのない絆を手に入れたよ！！」

ことり「…うん？」

穂乃果「えへへ♪」

……………………

希「いやぁー、まさかラストに来られるとか思ってなかったわー」

希「ラストとかめっちゃハードル高いやん、困るわぁー」

希「水晶玉しか用意してなかったけど無事に終わって本当に安心やね！」

おしまい