新一が電話で親父に俺いい子だったろ?だから逃げてくれって言うところ
田宮良子が倒れたあと涙流して”新一”が帰ってくるところ
母親(寄生)がやられそうになって庇った腕に火傷があるとこ
これだけで最初のシーンを連想できるくらいインパクト強いね
最初は人間こそが寄生獣だっ!ってテーマだったのに
途中から作者がそのテーマに飽きちゃって
いや毒も含めて地球環境だろって結論にしちゃったよな
テーマが途中で変わってるのに立派なストーリーと評価されてるのが不思議だわ
人気出て余裕ができたからな
案外人間が変わるのって簡単なんだろうな
敵の問題提起に対するアンサーとして違和感ないと思ったけどな
心にヒマがある生物
なんと素晴らしい!なお山崎貴の実写映画だと台詞改変されていた模様
最終決戦前夜の美津代さんとのやり取りも好き
マジ泣きした
探偵の最期も好き
散々やらかしムーブしてたけど最後に意地見せた
個人的に、母親の姿をした寄生獣との戦いで、
顎の人が代わりに殺してくれて「こいつらは、もちろんきみのお母さんなんかじゃない。でも、やっぱり君がやっちゃいけない気がする」と言ったシーンだな。頭が寄生獣に乗っ取られてない、人間の在り方だわ。
探偵の倉森が田村玲子の子供を殺そうと(フリ)し、田村玲子が阻止する
これがまさに6巻36話の大学の講義で話していたような利他的な行動
自分の遺伝子とまったくかかわりのない他者を助ける……
それどころか「種」すら違う相手を保護するという動物たちの事例なワケよ
蘊蓄シーンみたいなの普段は読み飛ばしがちだけどあの講義は分かりやすくて面白い
里美にはもう新一ほっといてやれよってイライラするんだけど
だんだん色っぽく見えてくる不思議
ミギーが百合本の表紙にいちゃもんつけるも論破されて何も言い返せないところ
犬に寄生しちゃった奴が頭部を変形させて飛んだのは納得いかない
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1633780318
犬頭のパラサイトの飛翔は微妙に違和感はあるんだけど、それでも中型犬(体重15~20kgくらい?)と思うとそれほど飛翔生物の埒外ってほどじゃないからなぁ。
ちなみに寄生獣の当時は鳥が空を飛べる体重の限界が22.7kgとされてた。それ以上になると揚力を得るために翼を巨大化→しかし巨大化した翼の重量分だけさらに揚力を得るためさらに大きく……と堂々巡りの破綻が起きて飛べなくなるっていう。
だからあれで犬頭が空を飛んでるシーンは逆に考えると微妙な違和感こそがパラサイトの『全身筋肉』とも言える細胞が人間とか地球上のどの生物よりも強靭であり異質なものって感じさせる演出として上手いなと思うわ。
ちなみにくだんの飛翔の限界体重は空気の粘性や水みたいな流動とかを加味したらしいレイノルズ数だっけ? 近年ではあれで微妙に変わったっぽいけどな。クマバチが飛べる理由もそれで説明付いたらしいし。