ガッツ一行がトラックにはねられてバラバラになるんか
作画はチーフアシの人がやるにせよストーリーどうするんやろ
作画こんな感じやね
『ベルセルク』再開のお知らせ
2022.06.07
https://www.hakusensha.co.jp/information/63802/
きたな
ストーリーどうすんねん
仲良かったんやな
・蝕のときにはストーリーは完結まで考えてた
・森恒二はそのときにストーリーを全部聞いた
・上で聞いたこと以外は一切手を加えない。うろおぼえの話はいっさいいれない。
・作画は三浦健太郎のアシスタントがするやな
絶対もう見れんと思ってた
すごいな
勘の良い方々は予想していたと思いますが自分は『ベルセルク』の最終回までの物語を知っています。
しかし知っているから描けると言うわけではありません。『ベルセルク』と言う偉大な作品は天才三浦建太郎だから描けるのです。
しかし自分には大きな責任が生じてしまいました。
生前三浦は「最終回までのストーリーは森ちゃん以外誰にも話していない」
そう言っていたのです。そしてそれは事実でした。あまりに重すぎる責任です。インタビューでもしてもらってファンに向けて話せばいいだろうか?
それともイラストを付けた文章でも掲載してもらうか…。しかしそれでは三浦が自分に話した情景、ガッツやグリフィスの台詞は伝えきれない…。
悩んでいたところに連絡が入りました。
「絶筆した回の原稿をスタッフが最後まで描くと言うので見て欲しい」
その回の後ろ数ページは完成していませんでした。キャラを入れてないところもある。
自分は内心厳しいだろう…と思いつつ原稿を見ました。
――必死の力と言うのは時に人を奇跡的に向上させます。そこには正に『ベルセルク』の完成原稿がありました。
「森先生、自分達にやらせてもらえないだろうか」
三浦自慢の弟子達は真っ直ぐ自分に伝えてくれました。
三浦と自分の恩師である島田取締役も「やるなら会社は全力で支える」そう言ってくれました。
ここで逃げれば三浦にこう言われるでしょう。
「散々話したのにやってくれなかったのかよ!!」
わかった。ちゃんとやるよ。
皆さんにお断りと約束があります。なるべく詳細を思い出し物語を伝えます。
そして三浦が自分に語ったエピソードのみやります。肉付けはしません。はっきり覚えてないエピソードもやりません。
三浦が自分に語った台詞、ストーリーのみやります。当然完全な形にはならないでしょう。しかし三浦が描きたかった物語をほぼ伝えられるとは思います。
三浦の弟子達の腕は本物です!素晴らしい描き手です。
三浦不在の『ベルセルク』に不満不服あると思いますがどうか見守っていただきたいと思います。
よろしくお願い致します。
2022年6月 森 恒二
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