男「な、なんでいるんだよ……出かけてたんじゃ……」
妹「出かけたフリして戻ってきただけです」
男「な、なんで……」
妹「最近の兄さんの様子がおかしいというか、気持ち悪かったので」
妹「変にソワソワしてたり、執拗に予定訊いてきたり」
男「うぅ……」
妹「一度下着に手を出したらどハマリしてしまったんですか?」
妹「情けない」
男「うっ……うっ……」グスッ
妹「泣けば許されることじゃあないですから」
妹「それで……どう落とし前つけるんですか?」
男「どうって……」グスッ
妹「バイト初めてお金で償います?二度と姿を現さないと誓って家を出ますか?」
妹「それとも自殺でもします?」
男「……」
妹「どうするんです?兄さんなりの誠意を見せてください」
男「す、すまん……この通りだ……」スッ
妹「……」
男「本当に悪かったと思ってる……だからこれで……」
妹「兄さんってつまらないです」
男「え……?」
妹「顔をあげるな」ゲシッ
男「ぐぅ……!」
妹「はぁ……この状況から取れる選択肢で1番つまらないです土下座って」グリグリ
男「あ、足退けて……!や、やめてくれぇ……!」
妹「覚悟も半端ですし」
福音を我らに
男「あっ!は、鼻血出てるから!も、もう……!」
妹「ニートの体って随分脆いんですね」グリグリ
男「わ、わかった!別のことで償いますから!や、やめてください!」
妹「何で償ってもらえるんですか?」グリグリ
男「そ、それは……その……」
男「い、妹の……」
妹「なんです?」グリグリ
男「妹の……望むやり方で償います……」
妹「……こんな時まで人任せだなんて兄さんらしいですね」クスッ
妹「いいですよ。では出かけましょうか。支度してください」
男「え、ど、どこに……?」
現実見ろw
ソースはうちの叔母(67)
男「お待たせ……」
妹「準備できましたね。それじゃあ行きましょうか」
妹「兄さん、車出してくださいね」
男「ああ……運転なんて数年ぶりだけど……」
男「そ、それでどこに?」
妹「そうですね、私の学校にでも向かいましょうか」
男「学校?な、なんで……それに今日は休み……」
妹「私は警察でもいいんですよ?」
男「わ、わかったよ……!」
俺には妹なんて居なかった
この下着はアマゾンで買ったんだ